「会社にフィットする"いいエンジニア"を採用するためのPR思考法」について
前置き
このブログは以下の動画を見た覚書になっておりますので、ぜひご視聴をオススメいたします!!!!!!!
エンジニアの方にとっても学びが多いと思います!!!
この動画は、
「『あたらしい旅行をデザインする』を掲げた令和トラベルさんのエンジニア採用についてのお悩み(?)をメルカリ→10XのつよつよCCO(?)である中澤理香さんが解決していく(?)」
動画です。(適当な説明ですが許してください笑)
↓令和トラベルさんのWebサイトです。
内容
この記事では上で紹介した動画を見て、気になったところ、なるほどと思った点を中心に雑多に書いていきたいと思います。
1. 「採用広報は共感を得るために「業界の負」を伝える」
当たり前ではありますが、企業ののMVVC(Mission, Vision, Value, Culture)にどれだけ共感できるか、というのはエンジニアとしても、採用側としても、事業推進のためにも、重要だなと思いました。
(エンジニアの方々のために:MVVCは、MVC, MVVMフレームワークみたいなModel, View, ViewModel, Controllerとは関係ないです笑)
そして、MVVCへの共感は「業界の負」にヒントがあるということらしいです。
人間は本質的に他人の役に立ちたい生き物だとすると、「業界の負」すなわち「業界の抱える課題」を理解するとそれを解決したいと思うようにできているのですかね。
個人的には「技術は課題を解決するためにある(generally)」と思っていて、
その課題への理解はプロダクトを使うユーザーの立場で深まるものだと思っています。
なので、
「企業の目指しているもの」「解決しようとしている課題」に対してどれだけ共感できるかどうかがユーザー目線でのプロダクト開発へと繋がり、
結果、ユーザーへ提供できる価値へと繋がっていくのだろうと思いました。
2. 「実現しようとしている事柄」「現状」「理想の姿」「採用候補者」の解像度を高める。言語化する。
中澤さんがホワイトボードに、
「ターゲット」「TO BE」「AS IT IS」「PRアクション」
と書かれていましたが、
これを言語化して整理していたのは、
「PRアクション」を決定するためには「誰に何を伝えるか」の「誰」と「何」への解像度を高めていくことが大事であるからであると解釈しました。
そのためには、
事業として「実現しようとしている事柄」、
時間軸的に見て「現状」と「理想の姿」、
PR対象としての「採用候補者」
への解像度を高めることが大事そうです。
特に、自分の頭の中にある状態からそれを「言語化」して誰にでもわかるように表現することが大事なのではないかと思います。
考えという抽象的な概念ではなく、言葉という具体的な概念へと落とし込んでいく。
その大事さを、動画を通じて「大木さんの考えを中澤さんが言語化していく」様子の中から見れた気がします。
これは、採用側でのお話でしたが、転職を考えているエンジニアの方にとっても、企業との親和性、MVVCへの共感性への「解像度」を高めていくことが大事なのだと思います。
技術中心で考えてもいいと思いますが、課題を大切にしていくことも忘れてはいけないですね。
3. 「全員がPRリテラシーを持つべき」
技術ブログとかラジオとか、なんでもそうだと思いますが、
やっていることを言語化しておくことで
「自分の思考が整理される」+「備忘録として使える」し、
それらを公開することで、
「会社のPRになる」+「個人のPRになる」+「社会の集合知の洗練」にもなる。
その結果、"いいエンジニア"の採用に繋がったり、会社の社会的影響も大きくなっていくのだろうと思います。
一見、企業→社会、の影響しかないようにも思えるPRが、社内のPRリテラシーの向上、個人のPR力の向上などを通じて、
企業、個人、社会の三者の相互的な成長へと繋がっていくのですね。
これもある意味では社会課題の解決の一部でもあるのかなと思います。
感想
ただのエンジニアですが、こういう動画を通じて、技術以外への理解を深めていくのも非常に勉強になると思いました。
個人的に好きな「課題解決のための技術」という考え方はやっぱり、採用担当さんからの視点でも大事そうです。
PIVOTさんの圧倒的コンテンツ力!
今後も見逃せませんね、、、(PIVOTさんの黒子ではありません笑)